篠田麻里子さんへの恋心
好きなメンバーはもちろんのろんで小嶋陽菜さんの私にとって篠田さんがAKB48を卒業するまでよく目にしていた。
綺麗とか背が高いとか曖昧な好意を持っていたんだと思う。
アパレルのことや最近の結婚とか曖昧な好意ではよくわからないこともある。
ただ、漠然と彼女はとても不器用で本心を見せるのが下手なんだなって思ってる。
自分を応援してくれる人をわざと傷つける人なんていないじゃない。
そんなニワカなことを思うようになったのは、NHKのミストレスというドラマを見だしてからだ。
篠田さんの役は大政絢さん演じる樹里と恋をする同性愛者という役柄で、大政絢さんを振り回すけしからん女性玲を演じている。
篠田さんは見事にかっこよく美しくこちらを素直に見惚れさせてくれる。
たまに、字幕ってところはあるけど、それだってかわいいって思ってしまうのだ。
大政絢さんとの写真だって引き気味の手とか、あんなに押し気味の役とは大違い。
篠田さんのこと知りたいなあ。
きっとわからないんだろうなあ。
恋心が始まってきてる感覚である。
勢いで篠田さんの6月の舞台を申し込んだ。
こういうのってタイミングなんだなって思う。
少しでもずれていたら多分見なかったかもしれない。
芸能人に興味を持ってそれがいつか薄れることが幾度もあった。
だからなんだ!
きっと何年後も変わらぬ思いの未来予想図なんかあるか!
今、篠田麻里子が好きだ!
それだけで幸せ。
最後の劇場公演
4月19日小嶋陽菜さんの29歳の誕生日にAKB48最後の劇場公演があった。
もちろん私は外れた。
後で見たら800何倍もあったようで。
当然当たりたいなって気持ちと、当たらなくても私にとって、とても大事な日であることは変わらなかった。
小嶋さんがパソコンの画面に現れた。
時間はたちまち過ぎでいった。
途中の秋元康さんの手紙はとても感動した。
私は秋元康さんに対してとくに何か思うことはこれまであまりなかった。
でも、手紙を聞いて小嶋陽菜さんが秋元康さんプロデュースのAKB48に入ったことを、幸せに感じた。
それは小嶋さんが期待に応えてきたからだ。
その夜のANNで秋元さんは「陽菜は自分に飽きなかった」と言っていた。
確かにアイドルを何年もやれば、アイドル自身の存在に飽きることがあるのかもしれない。
それでも小嶋さんは飽きることなくアイドルで輝き続けてくれた。
それは元総監督の高橋みなみさんが言った小嶋さんの蛇口の調節が絶妙との発言にも関係するのかもしれない。
毎日アイドルに一所懸命やる事がアイドルを投げ出すことに繋がることもあるかもしれない。
だからこそ、力の入れ具合を調節しなければ継続していくことは難しかったのだろう。
私は小嶋さんをAKB48を気になりだした時は少しだけ苦手なタイプだと思っていた。
それがいつの間にか彼女の虜になっていた。
その決定打っていうのがはっきりしていない。
他のファンが言った「○○を応援してると頑張ろうと思える」前には私はそんなことを思えることがなかった。
ここ最近になって、少しだけそう思ってきた。小嶋さんのようになりたいなんて思ったりはありえないけど、小嶋さんの考え方は人生の中で役に立つと思えることが増えた。
それが小嶋さんが小嶋陽菜に飽きなかったように私も小嶋陽菜に飽きなかった理由なのかもしれない。
小嶋さんがいつも私を楽しませてくれたからなのかもしれない。
最近「演技するということは、自分にいっぱい重ねていくんじゃなくて、削ぎ落としていく瞬間がある」というような話を聞いた。
小嶋さんが12年のアイドル生活でいっぱい培っていったものを、ここ最近は吸収したものを洗練されたものにさせていたのかもしれない。
にゃんにゃん仮面の卒業発表からのこじまつりや卒業公演までの怒涛の忙しさの中で小嶋陽菜はその集大成をみさせてくれた。
後輩にもファンにも言葉少なく背中で語る。
高橋みなみが全身全力で涙を流し語ったように、小嶋陽菜が受け止めて形を変えてつなぐ。
そのバトンの受け手として、横山由依さん以外にどんな時も妹の峯岸みなみが選ばれたように思えた。
最後の劇場公演に小嶋さんは教えたかった。
小嶋真子の笑顔の才能。
向井地美音の儚さの存在。
岡田奈々の真っ直ぐな感情。
谷口めぐの新しい風。
AKB48の面白さを感じてほしかった。
そしてファンにメンバーを優しく愛してほしかった。
それを伝えなきゃ彼女の大事な愛するホームタウンがなくなってしまうから。
小嶋さんは辛かったこともあったとは言った。
それでも大事な時には【楽しかった】と言う。
もう小嶋さんにとって過去でしかないアイドルの生活の辛かったことを語る必要はないんだ。
第2のスタート。
AKB48が目指した夢の目的地ではなく夢の始まりの卒業。
安っぽい言葉しか浮かんでこない。
小嶋陽菜に出会えてよかった。
卒業おめでとうございます。
あなたを好きになって楽しいことばかりです。
ありがとう。
これからもよろしくお願いします。
最後の握手会
AKB48の小嶋さんを好きになった。
プロデューサーの秋元康さんはAKB48にとって握手会は大事なものと言っている。
この二つだけでも握手会に行く理由になる。
それでも20日の小嶋さんAKB48最後の握手会も私は行かなかった。
私が小嶋さんに触れたのはメグたんのコスチュームでの握手会とどうする?の時だけだ。
どちらも新宿の地下の書店の前だ。
AKB48の握手会というものには参加することなく小嶋さんの握手会は最後を迎えた。
握手会に参加するシステムはきっと難しくはないだろう。
なんとなく行かなくてもいいやと面倒くさい気持ちが先行していた。
それに目の前の小嶋さんに声をかけることになんの意味があるのかが、はっきりしなかった。
小嶋さんに「応援してます」とどうする?の握手会の時に言った後、新宿駅に向かいながらなぜか涙が出た。
小嶋さんに好きな事を伝える意味があるのかわからなかった。
小嶋さんにはいっぱいの好意と応援が溢れてるのに、私なんかのちっぽけな愛を伝える必要があるように思えなかった。
ずっと一方通行でいいと思ってたはずなのに、自分の思いを好きに人に伝えた。
叶うとか報われるとかそんな事じゃなくて、伝えた。
自己中心的に伝えた。
空に大好きと叫ぶみたいに。
そしてなぜか涙が流れた。
小嶋さんを応援する気持ちは家でも楽しめるし、接触せずにコンサートを見ることでも楽しめる。
ツイッターのレポを見ることでも楽しい。
だったらみんながお金を払い時間を費やすのはなぜなのか?
なんで行かなかったんだろう?
勇気、元気、なかった!
後悔してます!
それでも小嶋さんのAKB48最後の握手会が終わったって聞いた時、嬉しかった。
無事に終わったことにほっとした。
お疲れ様でした。